「背伸びをした目標」に向かってチャレンジし続ける。物流業界のDX推進を実現したチームを紹介!
みなさんこんにちは!
TDCソフト キャリア採用担当です!
TDCでは年に一度、成果を出したプロジェクトを表彰する「有功表彰」が発表されます。
今回は、優良賞を受賞したロジスティクス統括部の遊馬(ゆうま)さんにプロジェクトや部門について語ってもらいました!
― まずは今回の受賞、おめでとうございます!率直な感想を教えてください。
立ち上げからやってきたプロジェクトだったので、とても嬉しかったです。1年半前の立ち上げ当初は若手中心で小規模だったのですが、20名規模のプロジェクトに拡大しています。
そんな手探りで始めた当時のことを思い出して感慨深かったです。
― 遊馬さんの部署は物流業界に特化したシステム開発をする部署なんですよね?
はい、大手物流企業のお客様に向けた専属のチームで協力会社様を含め約200名ほどが所属しています。
業界に特化しているので知見が蓄積されていきますし、それが課題の発見につながっています。大規模なプロジェクトになることが多いのも特徴ですね。
― あらためて今回受賞したのはどのようなプロジェクトだったのか教えてください。
データドリブン経営を掲げているお客様に向けて、データ基盤を構築するプロジェクトでした。もともとデータは蓄積されていたのですが、それを活用しきれていない状況でした。今回の表彰では、データ基盤を整えることでビッグデータを活用できるようになった点を評価頂きました。
今、物流業界は大きな変革期を迎えています。
たとえば、働き方改革法案により2024年4月から「自動車運転の業務」時間に上限規制がかかります。システム化が進めば解決できることが多々ありますが、まだまだアナログ業務が多い状況です。そういった物流業界に生じる様々な問題を「2024年問題」と言われています。
― ひとつの企業だけではなく業界全体にとって大きな課題があるんですね…。データ基盤をつくることでどのような変化が起こったのでしょうか?
データ分析の環境が整ったことで、配送ルート・人員計画など重要な経営課題への適切な判断ができるようになりました。さらにCO2排出値のデータから電気自動車に入れ替えるなど、非常にインパクトが大きかったとお客様からご好評いただきました。
これはデータ基盤をつくって終わりにするのではなく、プロジェクトの当初からデータサイエンティストの方としっかりとコミュニケーションして「活用できる」ものに出来たからだと振り返っています。
― 今後はどういうことにチャレンジしていきたいですか?
物流業界におけるDX化の成功事例ができたので、他の企業様でも進めていきたいですね。はじめにお伝えした通り、業界特化のチームですので、まだまだやることはたくさんあります!
― チームで業界のDX化を支援していくという大きなテーマがあるんですね!
そうですね。半期ごとのキックオフのタイミングで3-5年の戦略やビジョンを話す機会があります。そのような長期的な視点での目標を積極的に話す環境なので、視座を高くもってチーム全体で様々なチャレンジができていますね。
これは個人でも同様で、いつもチームメンバーには「背伸びをしていこう」と伝えています。目標設定の際は5年先までに目指したい姿やそのためのマイルストンをすり合わせていますよ。
業界全体が大きく変わろうとしている今、技術面も高い専門性が求められるので私たちも一緒に成長していきたいと思っています。
― もっと技術を高めたい・スキルを活かしてインパクトのある仕事がしたいという思いがある方にとって、とてもやりがいがありますね。最後に、これからのキャリアに悩んでいる方に向けてメッセージをお願いします!
転職活動をしているときは、給料のために・自分のために…など色々と迷うポイントがあると思います。
私自身は、「家族に自慢できる仕事」に挑戦し続けるということを大事にしています。言い換えると、やりがいがあることにチームで挑み続けたい。私たちには、物流業界をよりよく変えていくという使命・やりがいがあります。
一緒に挑戦していく未来の仲間とお話できるのを楽しみにしています!